テント泊の準備をするとき、いつも同じ道具をバックパックに詰めます。
10年以上使っているものもあれば、途中で入れ替わったものも。
最新の道具を揃えているわけでも、軽さを追求したUL装備でもありません。
10年以上山を歩いてきて、結局今も手元に残っている、自分にしっくりくるもの。
何度も山に持っていってきた、私のいつものテント泊装備と持ち物です。
泊まる
- テント(本体、フライ)
- ペグ
- グラウンドシート
- 寝袋
- スリーピングマット
TENT|mont-bell ステラリッジテント2
日本の山だけでなく、海外のテント泊にもそのまま持っていっています。
軽さとシンプルな設計が特に気に入っています。悪天候時でもすぐに立てられるのがありがたい。
良いテントはたくさんありますが、コスパも考えるとこれ以上のものはなかなかありません。
初めての山岳テントを探している場合には、ぜひ候補に入れてみてください。

SLEEPING BAG|ISUKA Air 450X
3シーズンのテント泊で使っている寝袋は、ISUKAのAir 450X。
10年以上前に買ったもので、現在は廃盤になっています。現行ではAir Plus 450が近いモデル。
3シーズンの中でも比較的暖かめのものを探してこれを選びました。
標高の高い真夏の北アルプスやちょっと寒くなってきた時期も対応可能です。カナダでもこれを使用しています。
(暑い時期にはテント泊はしないので)
シュラフメーカーだけあって、品質はとても良いです。公式サイトからはこだわりが伝わります。
SLEEPING MAT|THERMAREST Z Lite Sol
パタパタと折りたためるクローズドセルタイプで、広げればすぐ使えるのが便利。
テントの中だけでなく、休憩中にちょっと座りたいときにも使っています。
嵩張るので、バックパックの外側に付けて持ち歩いています。
スリーピングマットはエアマットの方が快適ですが、テント泊縦走となったら軽さと手軽さがとっても大事。
ホームセンターでよく見かけるアルミマットに比べて断然暖かく、寝心地も良く快適です。
歩く・着る
- バックパック
- 登山靴
- ベースレイヤー
- 登山パンツ
- ソックス
- 着替え
- レインウェア
- ダウン
- フリース
- 帽子
- グローブ
- サングラス
- トレッキングポール
BACKPACK|mont-bell ZERO POINT 30L
テント泊で使っているバックパックは、モンベルのZERO POINT 30L。
気づけば10年以上、ずいぶん長く使っています。山を始めた時にとりあえず父親に借りたバックパック。使いすぎて、ボロボロにもなり、最終的に「もうあげる。」そう言われて正式に私の元へ。
廃盤になってしまったZERO POINT。でもきっとまだまだファンも多いはず。
日帰りだとちょっと大きめですが、ガイドとして共用装備を持っていく時などはちょうど良いです。
また、2〜3泊程度の山小屋泊、キャンプ泊でもこれを利用しています。
雨蓋が浮くのも気に入ってるポイント。最大で体感50Lくらいは入ります。
そしてバックパックで一番重要なのはフィット感。これ以上ない相棒バックパックです。
登山靴|MAMMUT MAGIC GTX

テント泊など長距離を歩く時によく履いている登山靴。欠かせない私の相棒シューズです。
これももう10年以上。一度直営店でリソールをしてもらいました。
ハイカットで足首が安定することと、ソールが硬いことがポイント。
山を初めたての頃、お世話になっていた方に言われたのが、
「ソールが地面なんだ。地面を連れて歩くイメージ。」
購入した当初はこんな重い靴、と思ったこともなくはないですが、今となってはその意味がよくわかります。ソールが柔らかい靴は短い距離や軽い荷物の時には歩きやすくてむしろ良いですが、重い荷物を長距離歩く時、そして岩陵帯を歩く時はすぐに足裏が痛くなり、それを庇ってしまうため、脚全体に疲労が溜まります。
結局この靴がとてもよくて、当時4万円程で購入しましたが10年以上使用しているのだから、良い買い物になりました。
レインウェア|mont-bell Storm Cruiser
現在、雨具として持っていくことが多いのはモンベルのStorm Cruiser。
軽くてコンパクトなので、雨予報ではなくても基本的にバックパックに入れています。
このクオリティをこの価格で出しているのはモンベルさんだけです。お値段が比較的手頃なのもガンガン使いやすくて良い。各ブランドがそれぞれレインウェアを出していますが、機能性においても間違いないのはこれだと感じています。
欲を言えば、レインウェアを兼ねつつ、ポケットの位置やフードの高さ、ベンチレーション機能も備えたアウターシェルを他にも持っておきたいところ。以前はPatagoniaのRefugitive Jacketを使っていましたが、こちらは10年近く使ってかなり傷んできたので、今は次に使うシェルを探しているところです。
WARM LAYERS|防寒着
Millet ダウンジャケット
これも10年以上前に購入しましたが、いまだに一番よく使います。
アルパイン仕様で、撥水加工もされたモデルでしたが、さすがにもう撥水はしてくれません。でもお気に入りです。
山の朝晩は冷え込みます。軽くてどんな小さなスペースにも押し込めば入るので、必ず持って行きます。
Mountain Hardwear Monkey Fleece
気温が低そうなときは、Mountain HardwearのMonkey Fleeceも。
この着心地はもう他のものより圧倒的でした。私はベストも持っています。
ダウンは濡れに弱いので、フリースと使い分けることで悪天候に対応しています。
食べる・飲む
- バーナー
- ガス
- クッカー
- カトラリー
- マグ
- 食料
- 行動食
- 非常食
- 水
- ボトル
- 浄水器
バーナー|PRIMUS P-153 ウルトラバーナー
バーナーにもいろいろ種類がありますが、なんといってもコンパクトなのが気に入っています。長年使用していますが、点火装置も劣化することなく使えています。
クッカー|PRIMUS イージークック・ミニキット
一人で行くにはこのサイズがおすすめ。お椀は一つでもなんとかなりますが、やっぱり二つあると何かと便利。小さいサイズのガス缶が中に収納できるため、パッキングの時も場所をとりません。
カトラリー
カトラリーは普通のお箸を持っていくことも多いです。山用の小さくなるカトラリーはやっぱり便利。
マグ|Snow Peakチタンシングルマグ
チタンはちょっと高いからと、アルミ製品を買いがちですが、やっぱり使ってみるとチタンでよかった。
まー太郎がプレゼントしてくれました。軽くて丈夫。長くいつも使うものだからこそ、こだわっています。
普段のお散歩などでもよく持って行きます。
行動食とごはん
行動食にはトレイルミックスが食べやすくて好きなので、いつも携行しています。最近のお気に入りはバナナチップス。
この前のアシニボイン2泊3日で持っていたのはこちら。

水|ナルゲンボトル1L
洗いやすく、給水もしやすいので、毎回使用しています。やっぱりナルゲンが山では何かと便利。浄水フィルターを使う時にも◎これに集めたステッカーをたくさん貼りたい。
リンク
水|プラティパス2.5L
水は個人差がありますが、1日1〜2L程は必要、プラティパスは小さくなるので入れておくと便利です。私はすぐ飲むようの水をナルゲンボトルに、予備の水をプラティパスに入れてます。
手を洗ったり、ちょっとお湯を沸かしたりするのにも便利。
ハイドレーションのものだとザックを下ろすことなく水が飲めるので、そちらもおすすめです。
魔法瓶
私は朝晩の寒い時や緊急時(低体温症など)に備えて、基本的に魔法瓶にお湯を入れて山に入るようにしています。
山専ボトルも有名ですが、やっぱり象印が保温は強い気がしています。
雪山を始めた時に先輩に言われたのが、
「魔法瓶は象印かTiger、日本製にしろ。」
私もずっとこの象印の魔法瓶を10年以上使用しています。意外と大事なのがコップつきものであること。
安全・電子機器
- ヘッドライト
- トレッキングポール
- 地図・GPS
- スマートフォン
- カメラ
- モバイルバッテリー
- ファーストエイドキット
- エマージェンシー用品
- ライター
- ホイッスル
- ベアスプレー
地図・GPS|All Trails、Gaia GPS
電子地図はAll TrailsかGaia GPSがおすすめです。オフラインでも使用できるように、該当地図を事前にダウンロードするのを忘れないように。こちらの記事ではそのほか便利なアプリを紹介しています。

カメラ|Olympus Tough TG-4
最近は軽量化のためにスマホだけを持っていくことも増えましたが、カメラを持っていく場合はいつもこのTG-4を持って行きます。特に空や湖面など、青が綺麗に映ります。現在はTOUGH TG-7まで出ている、人気シリーズです。
水中にカメラをそのまま入れて写真が撮れるのはやっぱり良いです。縦走などの山歩きだけでなく、クライミングするときもギアと一緒にハーネスにかけて登れるので、使用することが多いです。カメラの傷を気にせずに使い倒せます。
SMALL ITEMS|細かな持ち物
ギアというほどではないけれど、忘れると困るもの。
- 日焼け止め
- リップクリーム
- 歯ブラシ
- トイレットペーパー
- ティッシュ
- 小さなタオル
- ゴミ袋
- スタッフバッグ
- 防水袋
- ジップロック
- 虫除け
- ハンドサニタイザー(Hand sanitizer)
CANADA|カナダの山で追加するもの
日本の山とカナダの山では、持ち物が少し変わります。最近は日本も熊が多いですが…
Bear Spray
カナディアンロッキーはベアカントリーと言われています。熊の生息地を歩くときはBear Sprayを携帯しましょう。
ホテルや街のアウトドアショップで購入またはレンタルが可能です。

浄水器|濾過フィルター
日本では浄水フィルターを持っていくことはほとんどありませんでしたが、カナダのバックカントリーでは川や湖の水を利用することがほとんど。
カナダでは必要なときに知人から借りて使っています。水場の場所や状況は、出発前に必ず確認しましょう。
Katadyn BeFreeやPlatypus QuickDraw Microfilterを使用している方が多いです。
テント泊の持ち物チェックリスト
パッキングするときに確認できるよう、基本の持ち物をまとめました。
使えるものは、まだ使う
こうして並べてみると、10年以上使っている道具が思った以上にたくさんあります。
新しい山道具を見るのは好きだけど、頻繁に買い替える方ではありません。
壊れたり、使いにくくなったり、今の山のスタイルに合わなくなったときに、少しずつ次のものへ。
ここに並んでいるのは、今の私が山で泊まる日に持っていっているものです。
道具が変われば、このページも少しずつ更新していきます。


