まるで絵画の中の世界に入ったみたいなお花畑。
そこは、ゴツゴツした岩の世界とは無縁の、なだらかな丘が続く場所。
Healy Passという名の通り、癒しを与えてくれる、そんな場所です。
Healy Pass ハイキング

サンシャイン・ビレッジの麓から始まる、お花畑と紅葉の名所。
急登が少なく、一歩進むごとに視界が開けていく開放感は、バンフ周辺でも随一の美しさです。
Rui’s Memo
難易度:★☆☆☆☆
道も整備されていて歩きやすいです。
体力度:★★★☆☆
距離は往復19kmと長めですが、傾斜が緩やかなので、自分のペースで歩けば意外と疲れを感じません。
おすすめ度:★★★★☆
カナディアンロッキーの楽園、そんな景色に出会えます。(ただし、蚊に注意!)
基本情報
| 場所 | カナダ・アルバータ州、カナディアンロッキー バンフ・サンシャイン・ビレッジ(Sunshine Village)ベース | ||
|---|---|---|---|
| 標高 | 2,330m(パスの頂上) | ||
| 距離 | 往復 約19km | ||
| 所要時間 | 6〜7時間 | ||
ベストシーズン
8月上旬〜9月下旬がおすすめ。
夏の高山植物(お花畑)を狙うなら7月中旬〜8月、黄金色のカラマツ(ラーチ)を楽しむなら9月中旬以降。
私は7月中旬と8月上旬の2回行きましたが、8月がよかったです。お花も満開になり、蚊も少なかったです。


夏場は「蚊」対策が必須!
ヒーリーパスは美しいお花畑がある反面、湿地帯のような場所も多いため、バンフ周辺でも特に蚊が多いエリアとして有名です。特に風のない森の中や、水辺の近くでは立ち止まると一気に寄ってきます。
7月は雪が解けて地面が湿り、気温が上がるこの時期が最大最強の蚊のシーズンです。8月に入ると少しずつ減り始めますが、まだ注意!9月に入り夜の気温が下がって霜が降りるようになると、蚊はいなくなるそうです。
「せっかくの絶景なのに、蚊のせいでゆっくり休憩できない…」なんてことにならないよう、蚊帳(バグネット)、強力な虫除けスプレー(DEET配合がおすすめ)の対策は絶対に忘れないでください!
アクセス・駐車場
| アクセス | バンフの街から車で約20分。 | ||
|---|---|---|---|
| 登山口 | サンシャイン・ビレッジ・ゴンドラの駐車場のすぐ横からスタート。 ゴンドラには乗らず、駐車場の奥にある看板から森の中へ入っていきます。 | ||
| 駐車場 | サンシャイン・ビレッジ・ゴンドラの駐車場(Sunshine Village Parking Lot) | ||
| トイレ | サンシャイン・ビレッジ・ゴンドラのトイレ利用可 | ||
Google Mapはこちら
電波が弱いので事前にAllTrailsで『Healy Pass』と検索してダウンロードしておくと安心。
レンタカーの予約はTrip.comを利用していました。
登山レポ
- 登山日:2024年7月17日 ☀️ と2024年8月1日 ☀️
- 所要時間:6時間30分
サンシャイン・ビレッジ・ゴンドラへ
サンシャイン・ビレッジ・ゴンドラの駐車場に車をとめ、建物の横から奥の細い道を登っていきます。
少しスキー場の林道コースを登ったところに右側からHealy Passの入口がありました。

前半は樹林帯
最初は静かな森の中を歩きます。テンプルのような緊張感はなくて、深呼吸したくなるような心地よい緑の道。川のせせらぎを聞きながら、一歩一歩がデトックスになる感覚。(蚊がたくさん…😱)

森を抜けると、一面のお花畑へ
標高を上げるにつれ、両脇には美しいお花が。そして森林を抜けた瞬間、目の前に広がる景色に言葉を失います。
こんなにたくさん花が咲き誇る場所がこの世にあったんだ、と思うほど。まるで絵画の中に迷い込んだみたい。

峠の先にあるカナディアンロッキーの眺め
目の前に広がるお花畑とその先に見えるカナディアンロッキーの山々。
いつもの岩と雪の荒々しい姿ではなく、こんなに優しい景色もあるのだと発見と感動でした。

峠の向こうにはエジプトレイクも見えました。Healy passはエジプトレイクへ降りていく峠の上で終わりです。
絶景を眺めながらりんごとクッキーとコーヒーを。
帰りは同じ道をまた3時間ほどかけて下山しました。
装備メモ|私のパッキングリスト
持ち物の参考に。蚊の対策も忘れずに。
ハイキングシューズ
Healy Passは整備されたとっても歩きやすい道。ガレ場がないから、軽めのハイキングシューズでも大丈夫。
でも、距離が長いからお気に入りの靴下で!
バックパック
The North Faceのメイフライパック22を持って行きました。日帰りハイキングでよく使用しています。
防水/撥水のジャケット、レインウェア
山頂付近は木もなく、強風が吹くことも。また予想しない雨が降ることもよくあります。軽量でコンパクトな防水/撥水ジャケットがあると便利です。
水(1.5L)と軽食(ナッツやバー)
水は個人差がありますが、1〜2L程あると安心です。プラティパスがやっぱり使いやすい。ハイドレーションのものだとザックを下ろすことなく水が飲めるのでとっても便利です。
行動食にはトレイルミックスが食べやすくて好きなので、いつも携行しています。
トレッキングポール
道は緩やかですが距離が長いので、トレッキングポールがあると特に膝の負担軽減になります。
日焼け対策グッズ|帽子とサングラス
真夏のカナディアンロッキーは晴れの日も多く、日照時間も長いため、強い日差しにさらされます。日差しにさらされることで体力も消耗するので、帽子やサングラスは使用しましょう!
ベアスプレー
人気のハイキングコースがではありますが、クマはどこにでも現れる可能性があります。必ず携行するようにしましょう!
ベアスプレーはバンフやキャンモアのタウンでのレンタルもできます。
虫除けスプレー
Great Outdoorsの虫除けスプレーをお気に入りでよく使っていました。カナダの虫除けは日本のよりも強力らしく、これは香りも良かったのでおすすめです。
カナダのホームセンター、Canadian TireやHome Hardwareなどで購入可能です。

Great Outdoors Insect Repellent 30% DEET Pump Spray
モスキートヘッドネット
夏場に行く場合には絶対に持っていくことをおすすめします。コンパクトで軽いので一個持っておくと安心。
山旅のヒント
- 虫除け対策は必須!
- オフラインマップを事前に準備。
- 熊が出やすいエリア、ベアスプレー必携。
- 冬は基本クローズ。道路の通行状況も確認して。
癒しのカナディアンロッキーを感じる旅へ
鋭く尖って氷河を纏うような姿だけじゃない。暖かく癒してくる、そんな山でした。
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あなたの旅が素敵なものになりますように。