火山と氷河がつくり出す絶景が広がる国、アイスランド。 6月は白夜の季節。夜も暗くならない不思議な世界で、私は1週間かけて車中泊をしながらアイスランドを一周してきました。

キャンプ場って予約いるの…?
この記事では、6月にアイスランドで車中泊旅をする方向けに、 実際に体験してわかった「服装」「持ち物」「キャンプ場」についてまとめています。私がアイスランドに行く前に疑問だったことなので、 旅の準備の参考になれば嬉しいです。
6月のアイスランドってどんな気候?
- 平均気温は5〜13℃前後
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日中は晴れたら半袖1枚でも過ごせることも。朝晩は冷え込むことが多い。基本的に寒い。
- 雨・風がとにかく多い
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天気は1日の中でも変わりやすく、風も強め。
- 白夜で夜でも明るい
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夜中もほんのり暗くなるくらいで明るいです。寝袋やテントには遮光対策を。



島の北側は基本的に曇天、南側に行くと快晴だったので、まるで日本のようだと感じました。北側は日本の真冬、南側は日本の春くらいのイメージです。
車中泊旅の持ち物|本当に必要だったものリスト
実際に車中泊旅をして「持ってきてよかった!」「なくてもいいかな」「あったらよかった」と思ったアイテムを紹介します。
持ってきてよかったアイテム
衣類・服装
- レインジャケット(必須!風よけにも)
- ダウンまたは化繊のジャケット
- ヒートテックやメリノウールの肌着
- フリースやニット帽(夜寒いです)
- 手袋・厚手の靴下
- サンダル(シャワーや車内用に)
- トレッキングシューズ



北側にいる時はずっと上下ヒートテックを着てました。南側に行くと車内は半袖、外に出る時は風があるので薄手のジャケットを羽織っていました。
キャンプ用品
- 寝袋
- マット
- カトラリー
- 食材保存用のタッパーや袋



島の北側にいる時は3シーズン用の寝袋だと寒かったので、念の為持っていたツェルトを上に巻いて車内で寝てました。
その他便利アイテム
- モバイルバッテリー
- 日焼け止め・サングラス(意外と日差し強め)
- タオル・水着(温泉にも!)
- ウォーターボトル
持って来なくてよかったと思ったアイテム
- ヘッドライト
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念のため持っていきましたが、ずっと明るいです。曇っても明るいので使いませんでした。
- キャンプ用コンロ・鍋
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どのキャンプ場も基本的に備え付けのキッチンを使用できました。時間帯によっては混んでいるので、気になる方はあるといいと思います。私は一人で食事は簡単に済ませていたので、使いませんでした。
あったらいいかもと思ったアイテム
- タンブラー
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ドライブ中にコンビニ等でコーヒーを買うと600円くらいします。朝キャンプ場でコーヒーを作って1日持ち歩けるようにしたらよかったと思いました
- 耳栓
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強風の日は一晩中風の音がすごかったです。気になる方はあるといいかもしれません。
- アイマスク
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キャンピングカーでの車中泊なら問題ないですが、車にカーテンがないような場合は想像以上に眩しく感じると思います。
- 帽子(日除けハット)
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防寒用のニット帽は持っていたのですが、日よけ用の帽子を持っていなかったのであるとよかったです。1〜2時間のショートハイキングなどにおすすめ。
旅してわかった、快適に過ごすための7つのヒント
道路状況と天気は常にチェック!
強風注意報や通行止めなど最新情報がやっぱり重要。
ガソリンは早めに入れる
基本的なことですが、やっぱり大事。北部や東部は特にガソリンスタンドが少ないです。ただ、心配していたよりかはどこでもガソリンが入れらました。
キャンプ場の予約は必要ない
予約できるところもありますが、予約が必要だと感じたところはありませんでした。そのまま受付で今日宿泊したいと伝えればOK。
到着は遅くなっても問題なさそうでした。遅いところだと11時まで受付に人がいるところも。10時頃のチェックインは珍しくなかったです。そうでなくてもセルフチェックイン、または朝に支払いで対応してくれます。
キャンプ場にゴミ箱はある
ないところもありましたが、基本的にキャンプ場でゴミは捨てられます。ドライブ中のちょっとしたゴミならガソリンスタンドなども利用できます。
ポケットWifiは島のどこでも使えた
ハイランド地方はわかりませんが、リングロードを中心に旅するのであれば問題ないです。少しハイキングが必要な観光ポイントでもWi-fiは使えました。
キャンプ用品はレンタルできる
レイキャビクにアウトドアレンタルのお店があります。必要かわからない、荷物が多くなってしまう場合はレンタルも検討するといいと思います。レンタカー屋さんにもキャンプ道具のレンタルオプションがありました。
おすすめのキャンプ場
私が泊まった中で特によかったキャンプ場です。
Bjarteyjarsandur
ご主人が優しいです。羊牧場があるので牧羊犬や羊を見ながらのんびり過ごせました。キャビンもとても可愛いです。目の前には湖が広がっています。






Camp Egilsstadir and Egilsstadastofa Visitor Center
東部の町エイイルススタジルにある便利な立地です。キッチンやシャワールームなど、全体的に広く、綺麗でした。街にも近いのでしばらく拠点に滞在するのもいいなと思いました。






白夜の旅を楽しむために
6月はアイスランドの夏、1年の中でも旅がしやすいシーズンの始まりです。とはいえ、まだまだ季節の変わり目だと感じました。
自然と向き合いながら、自分のペースで旅できる車中泊旅は忘れられない体験になります。
少しの準備で旅はぐっと快適になるはず。あなたの旅が素敵なものになりますように!
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