The cost of turning “someday” into “today.”
- いつか、海外で暮らしてみたい -
この「いつか」という言葉は、いつもすぐ側にいる恐ろしい奴。
気づけばこの言葉を使っている。とても便利で、とても危険。
この言葉は「無料」だし、これを使っている時は将来へのワクワクした気持ちがいてくれる。
でも、その「いつか」を「今日」に変えようとした瞬間、きっと目の前には生々しい「コスト」が並び始める。
私にとってのコストって?
最初のワーホリも行くと決めたときも、今回のROビザの申請ボタンを前にしたときも。
「いつか」を「今」にするために必要なコストを計算した。
1年目運よくワーホリにいこうって思えたのはコストを支払得る環境にあったからだと思う。
そのコストは、決して貯金額だけの話じゃない。
築きかけていたキャリアを一旦止めるコスト。
せっかく慣れてきた日本での「9時5時」の安定を捨てるコスト。
周りからの「また行くの?」「いつ落ち着くの?」という無言の視線を受け流すコスト。
そして何より、「挑戦して、もし何も得られなかったらどうしよう」という、失敗するかもしれない自分を引き受けるための勇気のコスト。
コストを支払うタイミングを見極める
準備が100%整う日なんてきっと一生来ない。
お金は目標の金額に達成する時が来るかもしれない。
でも、「失敗するかもしれない」その勇気のコストはきっと準備万端にはならない。
何をしても、道には迷うし、情けない自分に凹む。
結局、不完全なまま「えいやっ」と飛び出す勢い。
その一瞬のコストを支払えるかどうか。
それだけが、人生を「Wander(彷徨う)」から「Wonder(驚き)」へと変えてくれる。
Life is the Moment.
30代の私にとって、勇気のコストを支払うのは、20代の頃よりずっと勇気がいる。
守りたいものも、考えなきゃいけない現実も増えたから。 結婚して一人じゃない。子供だって私の夢だ。
「いつか」と言い続けていれば、これらの支払いはすべて先送りにできる。 払わなくていいかもしれない。
でも、先送りにすればするほど、その利息は「後悔」という形で膨れ上がっていくんだと思う。
何かを決意する時。例えば、画面に表示された申請ボタン。
ポチッと押せば、また私の人生は「ふらふら(Wander)」し始めるだろう。
でも、自分の足で地面を蹴って進むあの感覚を、私はもう一度「今」にしたい。
