バンフマラソンでのボランティアはカナダワーホリの集大成

バンフで過ごした時間ももう1年以上。
ワーホリ期間を終えた今、やりたいこと、やり残したことってなんだろうってよく考えます。
そのやりたいことリストの一つでもあったボランティア。

働いている時はそんな余裕もなく、ワークを終えた今だからこそできることかもしれません。

「バンフで何かボランティアがしたい」そんな気持ちが芽生えたのはワーホリ10ヶ月目くらいの頃。
もう少しで終わってしまう寂しさと焦りと同時に何か少しでも恩返しがしたいという気持ちもあったのかな。

それにローカルのイベントに運営側として参加する。それはつまり、自分が観光客ではなく、住民になったんだって感じる瞬間です。

昨年は働きながらランナーを横目に見て過ごした「Banff Marathon」。
いつもは走る側として参加するマラソン大会。
何か役に立ちたい、そんな気持ちにこのボランティアはぴったりだと思いました。

ただやっぱり勇気がでない…
そんな時、幸運にも友人のKanaさんが誘ってくれたのがきっかけでボランティアに参加してきました!

私の担当は、イベント会場でのグッズ売りのお手伝い。 英語もまだやっぱり不安だったけど、1年間Sales Assistantとして働いた経験が活かされる瞬間でした。

当日は朝受付で名前を伝えてチェックインをした後、Tシャツを受け取って担当の場所まで移動しました。そこで今日の仕事内容の説明を受けます。 お客さんの質問に答えたり、Tシャツやトレーナーなどを綺麗に畳んだり。

お客さんからの「Thank you!」はとても久しぶりで、なんだかとても心地よいものでした。(いつもは当たり前のように感じていたのに。)働くっていいなと、なんだかそんなふうに思いました。

同時にふと1年前の自分では考えられない姿だと、そんなことも思いました。
カナダに来たばかりの頃は、英語もわからなくて、自信もなくて、街を横目で観るのが精一杯。

それがこんなふうにボランティアとして、ちょっとだけ誰かの役に立つことできるなんて。英語での説明もちゃんとわかるし(100%ではないですが)、お客さんにも自分から話しかけられる。スタッフ同士でも笑い合ったりして。やっぱりびっくり。

顔見知りの人もいたりして、「ああ自分はここで1年暮らしたんだな」と改めて実感しました。
1年前の自分ではきっとできなかった体験。カナダで過ごした1年は、ちゃんと自分を成長させてくれいた気がしました。

「何か役に立ちたい」そんな思いで携わったボランティアで、 たくさんの嬉しいをもらえました。
ちょっと頑張って参加した自分を褒めたい。

そうだ!ボランティアに参加してもらえたTシャツ!思い出にすごく嬉しいと思っていたら、結局売られていたTシャツを追加で2枚も買ってしまいました。お金節約しなきゃなのに。これ来て日本でまた走るぞ。

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