32歳、ついにカナダでピアスをお迎えしました

ー「冬山やるならピアス開けるなよ」

そんな学生時代の山の先輩の言葉のせいで(凍傷予防のためのありがたい指導だったのですが)、ピアスを開けることを今まで考えたこともなかったです。
まあでも痛そうだし、手入れもよくわからないし、お金もかかるし、ピアスがなくても可愛いものはたくさんあるし。

そのはずが急にふと、ピアス開けたいかも・・・

ー「いいやん。ピアスないからって今まで可愛いの見ても諦めてたやん。」
そっか、諦めてたんだ。まー太郎の一言にも背中を押され・・・

思い立つと、一度生まれた考えは消えることなく、すぐに私の耳にピアスがやってきました。

カナダに来て今は慣れてしまったけど、最初は当たり前のように誰もが体にタトゥーがあることに驚きました。
タトゥーを入れてる人がたくさんいることは知っていたけど、本当にほとんど全員ってくらいみんなです。

タトゥーを入れると休ませる?期間が必要みたいなのですが、それが終わるとまたすぐに別の場所に新しいタトゥーができてる。

ー「新しいタトゥー入れたんだ。That’s cool, right?」

そんなやりとりが毎月のように。すごい。カルチャーショック!

ずっとみてると不思議なもので、可愛く見えてきたりします。それになんか私の経験したことのないものに新鮮味も覚える。でもやっぱり自分にするのは怖い。

だけど、自由に生きてるって感じがすごく好き。

ピアスを開けたのはそれとは関係ないんだけど、私も何かもっと自分らしく、欲しいもの、したいこと、なりたい自分無意識に考えていたのかもしれないです。

ふと友人の鼻にピアスが増えていたことをきっかけに、ピアス開けてみたい気持ちが芽生えてしまいました。
だけど、やっぱり怖い。開ける時の痛みよりもその後の炎症起きたりしないか、とか。それに私はめっちゃ面倒くさがり。

でも今開けなかったら、また数年後にあの時開けとけばよかったなって思う気もして、カナダの乾燥した気候やピアスカルチャーに感化されてるし、バンフで可愛いピアスを買って帰りたいし。

勢いでその日の午後のpeacingmを予約していました。勢いって本当に大事。勢い大事だよってアドバイスくれたKanaさん本当に感謝です。

よくわからないままタトゥー屋さん「Steel n Ink Banff」へ。

ー「前のお客さんがまだだから、もう少し待ってくれる?」
出てきたのは5歳くらいの女の子。またまたカルチャーショック。

よくわからないまま、ファーストピアスなるものを選びました。サイズや素材など色々調べて行ったけど、選ぶのはデザインのみ。まあシンプルでありがたい。

なんとなく夏のバンフのイメージの青色を選びました。うん、可愛い。

そのまま施術に入り、気づけば終わっていました!正直もっと痛くないって思ってたけど、ちゃんと痛かったです。
クリーナーも買って帰りました。アフターケアが大事ってネットで見たので。頑張ります。

これでも予約画面に行ってはやめてを10回以上繰り返して、意を決して行ったのですが、本当にあっさり終わりました。

とにかく嬉しい!耳が可愛いのでなんだか嬉しくなります。
今日の小さなHappyでした。まだまだ安定するまで気は抜けませんが、とにかくピアス開ける決意をした自分を褒めたい。

カナダで感じたことも一緒に覚えていられる気がします。自由に生きてるって感じ。

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