レンタカーで巡るアイスランド|運転前に知っておきたい注意点と準備

アイスランドを旅するなら、レンタカーでの移動は大きな魅力の一つ。絶景が連なるリングロード(国道1号線)を自分のペースで走ることができ、街から離れた温泉や滝、大自然にも気軽にアクセスできます。

私は2025年6月、1人でアイスランドを1周するレンタカー旅をしました。ここでは、その経験をもとに、レンタカーを使う際に知っておきたいポイントや、日本とは違う注意点をまとめています。

アイスランドって左ハンドル…?右側通行…?ルールって違うの?

特に運転に不安がある方、海外でのレンタカーが初めての方はぜひチェックしてみてください。

Table of Contents

アイスランドでのレンタカー旅行はこんな人におすすめ

  • 時間に縛られず、自由に旅したい
  • 絶景スポットで立ち止まりながらドライブしたい
  • バスやツアーが通っていない場所も巡りたい

バス移動もできますが、本数が少なく、ツアーも高額になりがち。
旅の自由度を上げたい人にはレンタカーが本当におすすめです!

個人的には日本よりも走りやすいと感じました。運転が不安な方にも、ぜひ挑戦してほしいです。

レンタカーの選び方と予約方法

レンタカー選びのポイント

コンパクトカーで十分?

舗装されたリングロードを走るだけなら、普通車でも十分。雪がない季節(5月〜9月頃)であれば、4WDは必須ではありません。ただし、山岳地帯のFロードやオフロードを走る場合は、4WDが必要になります(Fロードは4WDでない限り、基本的に走行禁止です)。

保険はどうする?加入すべき補償内容

CDW(車両損害補償)は基本プランに含まれていることが多いですが、免責額が高めに設定されていることも。心配な方はSCDW(免責額引き下げ)やGP(飛び石保険)の追加を検討しましょう。

多くの観光ポイントはリングロードから少し外れて砂利道を走ることが多いため、GP(飛び石保険)はつけたほうが良いと思いました。

早めの予約を

夏のハイシーズンは、レンタカーがすぐに満車になることも。日本出発前に予約しておくのが安心です。比較サイトでプランを比較できるので、早めにチェックを。

予約はオンラインで事前に!おすすめは?

私はGuide to Iceland というサイトを使って予約しました。
日程・ピックアップ場所・ドロップオフ場所を指定するだけで、各社の料金を比較できます。

空港にレンタカーのシャトルバスが来ないというトラブルがあったのですが、Guide to Iceland の24時間対応チャットで問い合わせるとすぐにレンタカー会社に連絡をとってくれました。
サイトは日本語に対応しているので本当におすすめです。

運転の基本情報

左ハンドル・右側通行

日本とは反対で、車は左ハンドル・道路は右側通行です。最初は少し戸惑いますが、交通量が比較的少ないこともあり、郊外まで出ると一車線で運転しやすいです。

国際運転免許証が必要

アイスランドで運転するには、国際運転免許証が必要です。レンタカーの予約時や受け取り時に提示を求められるので、忘れず持参しましょう。

ちなみに日本の免許をカナダの免許に書き換えていれば、カナダの免許証で運転が可能です。

年齢制限

多くのレンタカー会社では21歳以上、または25歳以上からの利用を条件としています(会社によって異なるため、事前に確認を)。

アイスランドの運転で気をつけたいこと

ラウンドアバウト

日本でいうロータリーのこと。一時停止する必要はなく、車が来ていなければ進入可能です。一方通行(反時計回り)なので、迷わず入れるはず。一つ目の出口で出たい場合は必ず右側車線に入るようにしましょう。もし左側の車線を走っている車が出口から出ようとしている場合は、右側を走る車は譲る(止まる)必要があります。

スピードの出しすぎに注意

市街地50km/h、郊外90km/h、未舗装道路は80km/hが目安。アイスランドは交通量も少なく、ついつい速度が超過しがちです。注意しましょう。

羊に注意!

田舎道では羊が道を横断することがあります。急ブレーキにならないよう、見通しの悪い場所では速度を落とすのが基本です。

トンネルの通行料金を忘れずに

トンネルを通る場合には通行料金が発生します。通行の前後数時間以内と決まっているので、忘れずに支払いましょう。

このサイトから支払いました。レンタカーを借りるときなどに情報をもらうと安心です。

天気と道路情報は毎日チェック!

アイスランドは天気の変化が激しく、基本的に強風です。雨も多く、雪・霧が急に来ることも。工事や災害による通行止めもあるため、毎日チェックしてから出発しましょう。

特に風の強い日は、ドアを開ける時に手で押さえてないと壊れるそうです!

ガソリンスタンドの使い方と注意点

アイスランドのガソリンスタンドはセルフ式で無人が基本なので、24時間使えるところが多いです。また、満タン返しが基本なので、返却直前にガソリンスタンドを見つけておくと安心です。給油前に**デポジット(約ISK20,000〜25,000)**が一時的に引き落とされることがあります。実際の使用額との差額は、通常数日以内にカードへ返金されます。

以下の流れで行います

  1. クレジットカードを挿入
  2. PINコードを入力
  3. 上限金額を選択(例:ISK10,000など)
  4. 給油

私はデポジットが引き落とされることを知らず、最初はとても驚きました。
端末が古い場合はカードが読み込みされないことも。2枚以上はクレジットカードを持っていきましょう。海外旅行はエポスカードがおすすめです。

駐車場はどこにでもあるの?

アイスランドの多くの観光地では、駐車スペースが整備されています。ただし有料の場所も多く、駐車前に「P」マークや料金表示をチェックしましょう。特にレイキャビク市内は時間帯別に料金が変わるので注意が必要です。

駐車料金は、**専用の精算機(カード対応)**か、**スマホアプリ(Parkaなど)**で支払うのが一般的。クレジットカードかアプリの準備をしておくと安心です。

Parkaはとても便利なのですが、私は事前にクレジットカード認証(SMSによる)を済ませていなかったため、アプリを現地でダウンロードしても使用できませんでした。SMSが使用できるうちに、カードの登録まで行いましょう!

洗車はできるの?

未舗装の道路も多く、雨風もあるため想像以上に車が汚れることも。レイキャビク市街地の多くのガスリンスタンドでは、無料で洗車スペースが使えます。有料で自動の洗車機があるところも。

の運転は大丈夫?

私は夏(6月)だったのでスムーズでしたが、冬(10月〜4月)は要注意

  1. 道路が凍結・積雪する
  2. F-Roadは閉鎖されていることが多い
  3. 日照時間が短く、吹雪や嵐が発生することも

冬季は4WDやスノータイヤ装備車必須。不安がある場合は無理せず、ツアー参加も検討しましょう。

レンタカー旅は最高の自由と発見

アイスランドの絶景は、ドライブだからこそ出会えるものも多いです。運転が目的になるくらい気持ちのいいドライブでした。バスでは通り過ぎてしまう場所に立ち止まり、写真を撮ったり、風を感じたり。

多少のトラブルや緊張も、きっと後からは良い思い出に変わるはず。安全運転で、あなたの旅が素敵なものになりますように!

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