ep.6|インゲとアンスト

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インゲとアンスト

到着して2日目、トンネルマウンテンから帰ったらおじいちゃんがいました。この前窓から手を振ってくれていた人です。

初めての挨拶。ドイツ語訛りの英語は英語初心者の私にはだいぶ厳しい。あまり会話にならなかったけど、優しい人だということだけは伝わります。

「今日はどこに行ってたの?」

「トンネルマウンテンに登ってきました」

そんな会話をしているとおばあちゃんも出てきて、ご挨拶。私の家はインゲ(おばあちゃん)とアンスト(おじいちゃん)のお家です。

アンスト「彼女はもうトンネルマウンテンに登ってきたんだと。」

インゲ「No way! She just arrived yesterday!」

アンスト「Yes! She went there today!!」

このやり取り何回続くんだろう。そう思っていたら、

インゲ「あなた本当にもう登ったの?」

「うん」

そう答えたとたん、インゲの目が大きくなった。アンストが「だから言ったじゃないか」と言ってるのがなんとなくわかります。みんな笑ってしまったし、とても楽しい人たちです。

インゲは山登りが大好きな人だから、私が早速トンネル山に登ったことがすごく嬉しかったみたいです。

到着してすぐに山に登るなんて、たしかに自分でもびっくり。

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